殺伐とした首都サントドミンゴの中で、のんびりと静かに時間を過ごせる場所。それがハルディン・ボタニコ・ナショナル(Jardín Botánico Nacional)。1976年建設せれた世界中の植物を見ることができる歴史ある国立植物園であり、カリブ海最大の植物園。この植物園は幾つかもの庭園で構成されている。園内を一周する汽車(スペイン語での解説付き)に乗って約20分、ここがカリブ海とは思えないほどの日本情緒あふれる日本庭園に着く。ドミニカ共和国で”柔道の父”と呼ばれている松永護氏が造られた日本庭園だ。時の大統領レオネル・フェルナンデス氏(任期1996年8月16日 – 2000年8月16日)から「日本庭園を造ってほしい」と依頼され、松永氏は日本庭園を独学で勉強し、知識を身につけ、ここハルディン・ボタニコに日本庭園を造り上げた。昨年の2016年12月20日に松永氏は他界されたが、日本庭園の管理をご子息とお弟子さんによって引き継いでいる。
ハルディン・ボタニコ・ナショナルは、半日で見て回れる丁度良い広さなので、小さな子供連れのピクニックにも理想的だ。お弁当をもって1日ゆっくり過ごすのはどうでしょうか。
ハルディン・ボタ二コ・ナショナル(Jardin Botanico Nacional)
DR.Rafael MA. Moscoso Apartado Postal 21-9 Santo Domingo, Dominican Republic
開園時間:9:00-17:00 / 年中無休