世界遺産サント・ドミンゴの旧市街ソナコロニアルのオサマ川河畔に建つアルカサル宮殿(Alcázar de Colón)は、スペイン植民地時代の1514年に4年の歳月をかけて、リストファー コロンブスの長子、ディエゴ コロンの為に建てられた邸宅だ。ディエゴ・コロンブス以降3代が暮らし、1577年まで新大陸におけるスペイン人の王の居城として使用された。16 世紀には建物はかなり破損していたが、20 世紀に入って行われた長期的な修復工事が行われ、現在は一般に公開されている。館内にはイスラム文化の影響を受けながら、ゴシック様式の粋が随所にちりばめられた豪華な造りとなって、寝室、食堂、礼拝堂、音楽室、寝室、22部屋。当時の暮らしが再現されているので、当時の暮らしぶりがここでわかる。宮殿内には、カリブ地方におけるヨーロッパ美術品の最重コレクションを収める美術館 Museo Alcázar de Diego Coló が入って、中世後半やルネサンスの絵画、15 世紀のタペストリーなどが鑑賞できる。※見学には、入場料が必要。オーディオ ガイドあり。
アルカサル(Alcázar de Colón) / 電話番号 : 809-686-8658 / Calle Atarazana No.2 Santo Domingo, Dominican Republic / 営業時間 : 9:00-17:00, 9:00-16:00(日曜日)